先日、教授に指摘されたこと
こんばんは。メリーです。
先日、研究室の教授と話す機会がありました。
そこで印象に残った事はが大きく3つ。
1:「のんびりしてる」
2:「旅行行くなよ」
3:「薬理の青本解いてる?」
耳の痛いお言葉の数々でした。(苦笑)
ついでに、教授的おすすめ勉強法を教えていただいたので
愛の鞭のアドバイスと思い込むことにします。
ということで、本日は薬理に関するまとめを。
受容体は存在場所によって
・細胞内受容体(細胞の内側。該当するものは少ない)
→例)脂溶性ビタミン、甲状腺ホルモン、ステロイドホルモン(エストロゲン)などの受容体→核
ステロイドホルモン(アルドステロン)などの受容体→細胞質
・細胞膜受容体(細胞膜上。メイン)
→例)GPCR、イオンチャネル内臓型受容体、酵素共役型受容体
に大別されます。
①GPCR(Gタンパク共役型受容体)
≪特徴≫
・細胞膜7回膜貫通型
・3量体Gタンパク質
☆筋Gq刺激→筋収縮
☆心筋:cAMP↑→収縮 平滑筋:cAMP↑→弛緩
【受容体】α1, M1, M3, H1, AT1, TXA2(TP), 5-HT2...etc
【ゴロ】 I my me hi! あたし、卓ちゃん
Gs:アデニル酸シクラーゼ活性化→cAMP上昇
☆sはstimulate(刺激する)の意
☆コレラ毒素→腸管平滑筋のcAMP↑→弛緩→水様性下痢
【受容体】β1,2,3, D1, H2, PGI2(IP), 5-HT4, グルカゴン...etc
【ゴロ】べたべたじいちゃん。えっちにアイツ刺激
Gi:アデニル酸シクラーゼ抑制→cAMP低下
☆iはinhibite(阻害する)の意
☆百日咳→気管支病変や全身症状
【受容体】A1, M2, α2, D2, GABAb, 5-HT1...etc
【ゴロ】 愛はまだまだ頑張んべ
Gt:cGMPホスホジエステラーゼ活性促進
ロドプシン受容体
・NK1(タキキニン)受容体はGs, Gqに該当
②イオンチャネル内蔵型受容体
≪特徴≫
・細胞膜4-5回膜貫通型
・5量体
陽イオンチャネル
・ニコチン受容体:Naチャネル開口→Na流入→脱分極
・グルタミン酸受容体 ※GPCRもあるので注意
・NMDA型:Caチャネル開口→Ca流入→脱分極
・AMPA/カイニン酸型:Na, Kチャネル開口→Na流入、K流出
・5-HT3受容体:Na、Kチャネル開口→Na流入、K流出
・GABAa受容体、グリシン受容体:Clチャネル開口→Cl流入→過分極
脱分極=「分極の状態を脱する」→興奮
過分極=「分極しすぎた状態」→興奮しにくい。抑制!
ゴロ:かっちゃんニコニコ誤算で狂った
(カチオン、ニコチン、5-HT3、グルタミン酸)→陽イオンチャネル受容体
・1回膜貫通型
・インスリン受容体、ナトリウム利尿ペプチド受容体etc...
☆~GFR→チロシンキナーゼ内蔵型
1年生の頃の内容を振り返ったものの
抜けている知識もあり、少し悲しくなりました。
めげずに明日も頑張ります。