薬剤師国家試験合格を夢見て

第103回薬剤師国家試験受験予定の大学生による、勉強日記。果たして著者は無事合格できるのだろうか!?

先日、教授に指摘されたこと

 こんばんは。メリーです。

先日、研究室の教授と話す機会がありました。

そこで印象に残った事はが大きく3つ。

1:「のんびりしてる」

2:「旅行行くなよ」

3:「薬理青本解いてる?」

 

耳の痛いお言葉の数々でした。(苦笑)

ついでに、教授的おすすめ勉強法を教えていただいたので

愛の鞭のアドバイスと思い込むことにします。

 

ということで、本日は薬理に関するまとめを。

 

受容体は存在場所によって

・細胞内受容体(細胞の内側。該当するものは少ない)

 →例)脂溶性ビタミン、甲状腺ホルモン、ステロイドホルモン(エストロゲン)などの受容体→核

    ステロイドホルモン(アルドステロン)などの受容体→細胞質

・細胞膜受容体(細胞膜上。メイン)

 →例)GPCR、イオンチャネル内臓型受容体、酵素共役型受容体

に大別されます。

 

①GPCR(Gタンパク共役型受容体)

≪特徴≫

・細胞膜7回膜貫通型

・3量体Gタンパク質

 

Gq:ホスファチジルイノシトール代謝回転亢進作用

 ☆筋Gq刺激→筋収縮

 ☆心筋:cAMP↑→収縮 平滑筋:cAMP↑→弛緩

【受容体】α1, M1, M3, H1, AT1, TXA2(TP), 5-HT2...etc

【ゴロ】 I my me hi! あたし、卓ちゃん

 

Gs:アデニル酸シクラーゼ活性化→cAMP上昇

 ☆sはstimulate(刺激する)の意

 ☆コレラ毒素→腸管平滑筋のcAMP↑→弛緩→水様性下痢

【受容体】β1,2,3, D1H2, PGI2(IP), 5-HT4, グルカゴン...etc

【ゴロ】べたべたじいちゃん。えっちにアイツ刺激

 

Gi:アデニル酸シクラーゼ抑制→cAMP低下

 ☆iはinhibite(阻害する)の意

 ☆百日咳→気管支病変や全身症状

【受容体】A1, M2, α2, D2, GABAb, 5-HT1...etc

【ゴロ】 愛はまだまだ頑張んべ

 

Gt:cGMPホスホジエステラーゼ活性促進

ロドプシン受容体

 

代謝調節型グルタミン酸受容体はGi, Gqに該当

・NK1(タキキニン)受容体はGs, Gqに該当

 

イオンチャネル内蔵型受容体

≪特徴≫

・細胞膜4-5回膜貫通型

・5量体


陽イオンチャネル

 ・ニコチン受容体:Naチャネル開口→Na流入→脱分極

 ・グルタミン酸受容体 ※GPCRもあるので注意

   ・NMDA型:Caチャネル開口→Ca流入→脱分極

   ・AMPA/カイニン酸型:Na, Kチャネル開口→Na流入、K流出

 ・5-HT3受容体:Na、Kチャネル開口→Na流入、K流出

イオンチャネル

 ・GABAa受容体、グリシン受容体:Clチャネル開口→Cl流入→過分極

 

脱分極=「分極の状態を脱する」→興奮

過分極=「分極しすぎた状態」→興奮しにくい。抑制!

 

ゴロ:かっちゃんニコニコ誤算で狂った

カチオン、ニコチン、5-HT3グルタミン酸)→陽イオンチャネル受容体

 

酵素共役型(チロシンキナーゼ関連型)受容体

・1回膜貫通型

・インスリン受容体、ナトリウム利尿ペプチド受容体etc...

☆~GFR→チロシンキナーゼ内蔵型

 

1年生の頃の内容を振り返ったものの

抜けている知識もあり、少し悲しくなりました。

めげずに明日も頑張ります。